東西南北

 19日、アマゾナス州アプイの森林で、12日間行方不明になっていた建築技師のジレーノ・ヴィエイラ・ダ・ロシャさん(65)が発見された。発見時、ジレーノさんの意識は朦朧としており、体は傷だらけだったという。ジレーノさんはアマゾナス州のヴィラ・デ・スクンドゥリでの体育館の建設作業をしていたが、宿泊しているホテルを出たところ、近隣住民とトラブルになり、襲われることを恐れて車2台を使って森林の入り口まで逃げたが、そこから道に迷ってしまった。ジレーノは行方不明になっていた間、みつばちやハエなどを食べて生きながらえていたが、歩き回る内に川辺で靴も無くしていたという。
     ◎
 サッカーの全国選手権でパルメイラスを率いるリカルド・ガレカ監督が追い込まれている。祖国アルゼンチンでの実績を買われ、期待と共に6月に監督に就任したガレカ氏だが、就任後の同杯での成績は6敗1分で、11位だった成績は最下位まで落ちた。きょう23日はパカエンブー・スタジアムでコリチーバ戦が行なわれるが、「これで負けると進退を考えなければならない」と同監督も語りはじめている。創立100周年で2部落ちは避けたいが。
     ◎
 サンパウロ総合大学(USP)やサンタカーザ医大の入試であるFUVESTの受付が22日からはじまった。受付は公式サイトで行ない、締め切りは9月8日。15年度は合計1万1177人の学生を両校で募集している。今年はUSPの教職員デモやサンタカーザ病院の財政破綻が問題となったが、それらの影響はあるか。