福井の還暦野球団が来伯=親善試合や指導会を予定

 福井県大野市の還暦軟式野球チーム「G.C大野」と、ソフトボールチーム「大野クラブ」などのメンバー16人が21日に交流試合のため来伯し、同日本紙を訪れ意気込みを語った。
 女子ソフトボールの指導者で主将の近森聖功さん(64、高知)は「子どもたちとの指導講習会も予定しているので、経験を生かして技術向上に努めたい」、監督の杉山敏雄さん(67、福井)は「初めての海外交流。中々ない機会なので、楽しくプレーできれば」と話した。
 2007年パン・アメリカン大会で、ブラジル女子ソフトボール代表の臨時コーチを務めた水上健次郎代表(72、高知)は、「より強固な交流を継続するため、2、3年おきにでもチーム往来を実践したい。両国の架け橋になりたい」と期待に胸を膨らませた。
 一団は23日にコーペルコチアの野球チーム、24日にオザスコのソフトボールチームと親善試合や指導会を行なう。会場はコーペルコチア・アトレチコ・クラブ(Rua Valentim Nicolai, s/ n – Parque Ipe)で、開始はそれぞれ午前9時を予定。
 問い合わせは同クラブ(11・8105・9731)まで。