広島土砂災害にコロニアの支援を=義捐金キャンペーン開始

来社した関係者ら

来社した関係者ら

 集中豪雨で20日に発生した大規模土砂災害で死者・行方不明者約90人という甚大な被害が及んでいる広島市に対し、コロニアから義捐金を送ろうと、ブラジル広島県人会が中心になり義捐金キャンペーンを始めた。
 日系社会を代表するブラジル都道府県人会連合会、ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、日伯文化連盟が協力する。
 広島県人会の大西博巳会長、石井公男、小田繁雄両理事、県連の本橋幹久会長が来社し、「NHK、ブラジルの報道の通り広島の状況は刻々とひどくなっている。あらゆる形での支援が必要だが、遠く離れた我々にできることは義捐金を送ることでは。母県、祖国への思いを届けてほしい」と多くの協力を呼びかけている。
 義捐金用の口座は現在開設中。詳しくは広島県人会(11・3207・5476)まで。