全伯吟剣詩舞道大会=「偉人の心情を感じて」

来社した本山、宮村、森下さん(左から)

来社した本山、宮村、森下さん(左から)

 ブラジル吟剣詩舞道連合会(宮村秀光会長)が「第42回全伯吟剣詩舞道大会」を14日午前10時から、リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開く。入場無料。
 祥こう(水ヘンに工)流、岳風会、ブラジル國誠流、心彰流、マリンガ清流会などから62人が出演し、李白作の詩歌「峨眉山月歌」や上杉謙信作「九月十三夜陣中作」、乃木希典作「富嶽」などを吟じ、剣舞を披露する。全74演目。
 会場で配布されるパンフレットには、全演目の解説が日伯両語で掲載されており、初心者でも楽しめる。
 宮村会長、森下和代理事長、本山清副理事長が案内のため来社し「吟剣詩舞道で扱う作品は、日本の歴史と深く関わっている。パンフレットの解説を見ながら、偉人たちの見た風景やその心情を感じて欲しい」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは森下理事長(11・5579・8943)まで。