宮城道雄の会が演奏会=師の生誕120周年祝い

ブラジル筝曲宮城道雄の会の皆さん

ブラジル筝曲宮城道雄の会の皆さん

 ブラジル筝曲宮城道雄の会(長瀬令子会長)が師の生誕120周年を祝い、『第26回筝曲演奏会』を10月5日午後2時から、文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で開く。入場無料。
 神戸出身の作曲家・筝曲家。幼少期に失明するも、世界的評価を得た「春の海」など様々な名曲を生み、天才的演奏家と呼ばれた。十七絃・八十絃など新楽器を開発したことでも知られる。
 演奏会では、「若水」「肥後の夜まつり」など同氏の曲を中心に全12曲を披露する。邦楽協会からシェン響盟、トミック梅京、山岡秋雄、熊井中治さん4人の尺八奏者、バイア州サルバドール在住の琴演奏家アレサンドロ・アギアールさんも応援に駆けつける。
 小倉祐子名誉会長、長瀬会長、会員の矢崎幹子、深田久子、杉尾宜枝さんが案内のため来社し、「1年間かけて練習しました。皆さんの来場をお待ちしています」と呼びかけた。
 問い合わせは長瀬会長(11・3289・3303)、小倉名誉会長(同・3032・8901)まで。