悲喜交々、ウチナー芝居=方言学ぶ若手の活躍も

「素晴らしい舞台です」と呼びかける皆さん

「素晴らしい舞台です」と呼びかける皆さん

 沖縄県人会(田場ジョルジ会長)主催の「第10回ウチナー芝居」が11月9日午後1時から、同会館(R.Tomas de Lima,72, Liberdade)で開かれる。協力券15レアル。
 ビラ・カロン支部ウチナー口研究会をはじめ琉球舞踊協会、斉藤悟琉舞道場、サンタクララ県人会支部が参加し、方言による舞踏劇、人情劇、歌劇、喜劇、踊り、歌三線、太鼓、獅子舞など多彩な演目を披露する。劇はポ語の字幕あり。
 10周年を記念し、司会も日、ポ、ウチナー口の3言語で進める。同研究会に所属する三世や四世の若手の活躍も見もの。ウチナー口の語り部によるスピーチや、沖縄ソバなど郷土食の販売もある。
 具志堅シゲコ実行委員長、島袋栄喜副会長、島袋安雄実行委員、池原昭子日語書記が案内のため来社し、「ウチナー口には沖縄のしみじみとした心、ちむぐくるの情が入っている。若い子が方言を勉強し、表現する意味ある催しでもある。誰でも楽しめる素晴らしい舞台なので、ぜひご来場を」と呼びかけた。
 問い合わせは同県人会(11・3106・8823)まで。