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上映会場の様子
上映会場の様子

GLA講演会に300人=派遣講師、海老名さん来伯

 宗教法人「GLA」ブラジル支部(尾田嘉雄理事長)による「2014高橋佳子講演会 映像の集い」が16日、サンパウロ市の松原ホテルで開催された。日ポ各語の会場が用意され、日系非日系を問わず様々な層から約300人が集まり、先ごろに日本各地で催された講演会のビデオが上映された。
 その中で高橋氏は「心と現実が如何に影響しあっているか」を、宮本武蔵の逸話などを交えて説明した。「私たちが直面する現実は、私たちの心の反映であるばかりか、その奥にある魂の反映でもあります」と語り、「心は快と苦によって動いている」「魂は生まれてきた目的を持っている」など約2時間に渡って説いた。
 上映会の冒頭と幕間には日本からの派遣講師、海老名忠さん(66、東京)が講演を行った。海老名さんはレーザー機器を取り扱うプネウム株式会社の代表取締役で、高橋氏の推薦で初来伯した。「GLAにとってブラジルは重要な国。心が変われば現実も変わるという事を伝えたい」と当地での普及活動への意気込みを語った。
 上映会後には懇談の場が設けられた。今回初参加の森義一さん(77、東京)は、「心と体の関係についての説明がわかりやすかった」、20年前からGLA会員の藤田寿喜子さん(85、福岡)は「とてもよい講演会でした。ブラジルにもっと広まって欲しい」と感想を語った。
 非日系人の参加者も多く、合気道の先生の紹介で参加したセザール・サライヴァさん(33)は「心を平静に保つ方法や試練に対する考え方など興味深い話が多かった」と述べた。
 尾田理事長は上映会を振り返り、「多くの方に来ていただき嬉しい。先生の教え『魂の学』を知る良い機会を作れたのでは」と満足した様子で喜びを語った。
 会場では書籍販売、入会申し込みスペースも設けられ盛況だった。来年2月22日には新年の集いも予定されている。

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