東西南北

 サッカー全国選手権第37節が11月29、30日に行われ、リベルタドーレス杯進出を狙うコリンチャンスはフルミネンセに2―5で大敗したが、追うグレミオが0―1でバイアに敗れたため、2年ぶりとなるリ杯進出を決めた。また、既にリ杯行きを決めたサンパウロは今期の2位が確定した。一方、16位パルメイラスは5連敗となり、7日の最終戦本拠地アリアンツ・パルケでのアトレチコ・パラナエンセ戦で1部残留か否かが決まることに。この試合で勝てば残留だが、引き分けや負けだと17位のヴィットーリア、18位のバイアに逆転される可能性も。出来たばかりの立派なスタジアムのためにも奮闘を願いたい。
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 11月のカンタレイラ水系の降水量は135ミリだった。これまでの平均の162ミリからすれば8割程度だが、10月が平均の3分の1以下の42・5ミリに終わったこと、11月の降水量そのものでも2011年以来となる多さだったことを考えると、そこまで悪くもない数字か。ただ、非常事態管理センター(CGE)の話によると、この12月も平均降水量の193・1ミリは超えない見込みだというから気がかりだ。さて、どのくらい降るか。
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 ブラジルでも人気の番組「シャヴェス」などで親しまれていたメキシコのコメディアン、ロベルト・ボラーニが11月28日に逝去し、11月30日にメキシコ・シティのアズテカ・スタジアムで葬儀が行われた。あまりの人気にブラジル作品と勘違いする人も少なくない「シャヴェス」だったが、母国での人気は圧倒的で4万人が参列した。