■訃報■山形県人会長 押切フラヴィオさん

 ブラジル山形県人会長の押切壮フラヴィオさんが15日早朝、心臓バイパス手術時の血管縫合箇所からの失血により亡くなった。享年76。帰化人。
 17歳で山形県から叔父の故押切他男さん(トメアスー総合農業協同組合元会長)を頼り移住、3年後に出聖した。
 FECAPの経済学部、FMUの法律学科を卒業後、三菱商事、CBC(三菱重工の現地子会社)に勤務。弁護士として商議所の専任理事、日伯法律委員長も務めた。
 県人会長は2010年から務めていた。13日には同県人会の役員会兼忘年会も開催されたが、入院中のため欠席していた。後任は篠原俊巳第一副会長の予定。
 15日にコンゴーニャス墓地で通夜が、その後ヴィラ・アルピーナ墓地で葬儀・告別式が行なわれた。初七日法要などは未定。