文協紅白歌合戦、紅組勝利=千人の来場で盛り上がる

 「第20回ブラジル紅白歌合戦」が7日、サンパウロ市文協記念講堂で行われた。総勢60人のコロニア歌手が出演し、講堂が満員となる約千人の観客が詰め掛けた。ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(北川好美会長)が主催、在聖総領事館などが後援した。
 神田クレウザさんと川本豊さんが紅白両軍のキャプテンを務め、民謡グループ「民」の賛助出演などで会場は大いに盛り上がり、白熱した戦いが繰り広げられた。
 中間発表では紅組がリードし、白組も後半に追い上げを見せたが、紅組が勝利。NHK寄贈の優勝旗は紅組の手に渡った。
 北川会長は「皆さんの協力のおかげで無事、成功できました。来年もまた同じように盛り上げたいです」と意欲を語った。