サ・バルバラ市=森林友の会がエコ植樹祭=子供300人が森づくり

 【パラー州ベレン発】アマゾン森林友の会(ASFLORA―佐藤卓司会長)は11日午前9時より、ベレン郊外に位置するサンタバルバラ市のエスペヂット・リベイロス入植地内で「第13回エコクリスマス植樹祭」を行なった。
 サ・バルバラ、ベネヴィデス、マリツーバの3校の小・中学生約300人と、NPO法人「地球と未来の環境基金」(東京都)の古瀬繁範理事長、ベレン瀬古農場主の瀬古興平社長らが参加し、記念植樹祭が行なわれた。
 今年で8年目を迎えたサ・バルバラ市での植樹祭は、同NPOより「緑の募金」の助成を得て実施している。同入植地では森づくりを行なう他、東京農工大のJICA草の根プロジェクトによるアグロフォーレストリ展示農場と苗畑施設もある。
 植樹祭は同友の会が環境教育の一環として、13年間継続している主要活動。特に子どもを対象にした環境教育活動を続けているのが特徴である。
(パラー州通信員 下小薗昭仁)