援協が12月定例会開催=SA市の滞納ついに解消

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)が18日、本部で12月定例役員会を開いた。
 初めに、今月をもって退任する永山八郎常任理事、安次富ジョルジ常任理事、盆子原国彦常任理事、故・波部ジョルジ評議員(家族が代理出席)、毛利連第一副会長(欠席)、紫牟田寛書記理事(同)に感謝状が贈られた。
 永山理事は「8年間、ボランティア精神を勉強させて頂いた」、盆子原理事は「私の方が援護について勉強させてもらった。これからは若い人の育成に力を入れてほしい」などと挨拶した。
 サンミゲル・アルカンジョ市のSUS病院については、市が滞納していた半年間分の経費(9万レ×6カ月)を23日に送金予定であることが発表された。同病院内に建設予定の小型救急診療所は、設計図が完成しており、現在予算を交渉中という。
 日伯友好病院は11月に416万5915レアルの利益を計上、17・2%の利益率を示した。この収益から約180万レの助成金が本部やリベルダーデ診療所、傘下の福祉団体の赤字補填のため送金された。
 スザノのイペランジアホーム改修資金とし、日本財団による7万レの送金も決定した。