パラー商議所=忘年会で1年の締め括り=山田会頭「安倍首相と共に新年を」

 【パラー州ベレン発】パラー日系商工会議所(山田フェルナンド会頭)は恒例の忘年会を、12日夜7時半より市内のヒルトンホテルで開催した。
 在ベレン領事々務所阪野真司領事、垂井恒治(たるい・つねはる)副領事、山田純一郎会議所名誉顧問、生田勇次汎アマゾニア日伯協会々長、八十島(やそじま)エジソン・アマゾニア日伯援護協会々長ら日系諸団体代表やブラジル社会の招待客約150人が参加し、親睦を深め合った。
 山田会頭は挨拶の中で、ブラジル日本移民106周年とアマゾン日本人移民85周年を迎えた今年、安倍晋三日本国総理大臣がラテンアメリカ・カリブ海諸国を歴訪し、サンパウロで日系社会との会合を持ちスピーチしたことは、少なからず観衆に影響を与えたと思うと述べた。
 また、「私はブラジルスーパーマーケット協会々長として、公式な式典に出席し、彼のスピーチを聞いて非常に興奮した。と言うのは、来年度は日伯修好通商航海条約締結120周年で、日本とブラジルにとって特別な年になるからです。首相が掲げた『一緒に発展する』『一緒に指揮する』『一緒に鼓舞する』という3つの目的に邁進しましょう。希望に満ちた新しい年を、安倍総理と『一緒に』迎えましょう」と挨拶して喝采を浴びていた。(パラー州通信員 下小薗昭仁)