東西南北

 連日35度の暑さが続いたサンパウロ市ではこの週末、市内のプールがどこも混雑した。この水不足の中、プールが開いていること自体、本来なら「それでいいのか」となるところだが、「政府が禁じてないなら、プールにでも入らないとやっていられない」というのが本音だろう。昨日まで猛暑続きのサンパウロ市だが、今週は今日辺りから徐々に、南からの低気圧が入りはじめ、週の半ばから後半にかけて強い雨をもたらすだろうとの予報が出ている。この低気圧の到来後は、2月の頭まで天気はぐずつき気味だという。この予報が部分的にでもあたることを願いたいところだ。
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 軍警が発表したところによると、昨年1年間で、サンパウロ市市民が軍警や市に対し、ファンキのイベントの大音量で苦情を申し立てた数は3万9626件にも及び、週末(金曜~日曜)に受けた苦情の数は平均で400件に上ったという。ファンキのイベントは広場や道路で行われ、窓を開けた車から大音量が流れることで知られているが、これだけの苦情が届いたにもかかわらず、昨年1年で押収された車はわずか18台とも。若者の主張もあるかもしれないが、市民生活のために対策は仕方ないところか。
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 そのファンキのイベント絡みで18日未明、殺人事件が起きた。東部イタケーラで17歳の少年がイベント帰りに銃弾を受け、バイク(ナンバープレートなし)の傍らで死亡する事件が起きた。目撃者の話によると、この少年は2台の車に分乗した計7人の覆面を被った集団に囲まれ、約10発ほどの弾を浴びせられたという。