東西南北

 サンパウロ市のジルマル・タット交通局長は28日、2月28日より、140線の夜行バスの運行を新たにはじめると発表した。それによると、深夜12時から午前4時までのあいだ、合計約500台のバスが運行することになるという。ターミナル間を運行するバスは最新型のもので15分に1本のペースで稼動し、小さな区間はマイクロバスを使う予定だ。サンパウロ市では既に100線の深夜バスが運行しているが、SPトランスによると、この深夜バス計画で月間78万人の利用者増を見込んでいるという。高い夜間タクシー代が節約できるのは市民にとっては朗報だが、治安の強化もお願いしたいところだ。
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 リオのカーニバルまで約2週間ほどとなり、名物のひとつである、時代を風刺したマスクが話題になり始めている。マスクの製作会社コンダウの話によると、今年需要が多いのはペトロブラスのグラッサ・フォステル総裁のものだという。そのマスクは既に写真も公開されているが、現時点までに300個ほどの発注を受けているという。また、同公社元国際部長のネストル・セルヴェロー被告のマスクも需要があったが、同被告の弁護士が牽制したため、製作を中止したという。
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 28日にマドリッドで行われたサッカーのスペイン国王杯でネイマールが2点をあげる活躍を見せ、バルセロナが3―2でアトレチコ・マドリッドを制し、準決勝に駒を進めた。ネイマールの活躍ぶりは絶賛され、現地新聞には、国王杯の正式名称「コパ・デル・レイ」と掛けた「コパ・デル・ネイ」(ネイマール杯)の字が躍った。