BBBR=新体制で食の普及図る=自社ブランド商品を展開

 食の改善、健康を届けたい―。ブラジル・アニューグループの福本利道代表は、そう力を込めた。
 長年日本での健康食品販売で実績を上げ、8年前から日伯間を往復する生活を続けるなかで、ブラジル市場に出回る食材の品質に疑問を感じてきた。
 そんななか、毎日ブラジル人が摂取するオリーブオイルに目をつけた。酸度を化学処理で下げた「偽バージンオイル」ではなく、本物を提供しようと数年チリの農家に通い開発を重ねた。
 そうして完成したのが本物の健康食品を普及するため、新たに設立したBBBR社から販売するオリジナルのオリーブオイル「CRUZ DEL SUR」(500ml、39レ)だ。
 オリーブの収穫工程にこだわり、収穫から絞るまでの工程を4時間以内、酸度を2%に抑えた福本代表渾身の一本。いわく「生オリーブジュース」だ。
 生産、販売体制を一新し、今年から「食の改善」「本物の提供」のスローガンに新展開を図る同グループ。広島県人会で実施してきたイベントも次回の2月5日(午後2時~)で節目の10回を迎えることから、新体制発足記念の特別健康講演会も行う。
 福本会長は「毎日食べる食事の改善がもっとも大事。今後は塩や乳酸菌なども広めていきたい」と意気込んでいる。
 詳細はアニュー・リベルダーデ(11・3203・0666、3207・7703)まで。「CRUZ DEL SUR」は各アニュー直売店で販売中。サンパウロ市はリベルダーデ店(Rua Galvao Bueno, 33, Sala 62)、ジャバクアラ店(Rua Senador Casemiro da Roha, 222/236)で購入可能だ。