東西南北

 9日未明、大サンパウロ市圏サントアンドレ市で、同市の市会議員コスモ・ロドリゲス・カルドーゾ氏(46)が射殺された。同氏宅は同日の午前4時頃、顔を隠した3人の強盗に襲われた。強盗はコスモ氏を恐喝し、自宅にあった20万レアルの支払いを要求したが、同氏が「金はないが車とカードをやる」と主張したため、同氏を台所まで連れて行って跪かせ、背中を銃で4発撃った後、財布と携帯電話を奪って逃走したという。コスモ氏は地元でガス・ボンベや水タンクの販売者としても知られており、一家の話ではコスモ氏は2週間ほど前から脅迫を受けていた。警察は同氏が家に現金を持っているという情報がどこから流れたのかも含め、捜査中だ。。
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 8日、北大河州ナタルの緊急医療室に、喧嘩でナイフを背中で刺されたという男性が駆け込んだが、この男性の髪型がネットで話題を呼んだ。男性の短く刈った髪の刈り上げ部分に「マタドール・デ・ポリシア(警官殺し)」の文字がカミソリで入れ込まれていたのだ。この文字を自分の意思で入れたのか、入れられたのかは不明だ。この男性は2013年10月に窃盗の疑いで逮捕されながら逃げていた逃亡犯ということも判明し、治療後に逮捕された。
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 カンタレイラ水系は9日に3・5ミリの降雨を見、今月の降水量が5カ月連続で100ミリを超えた。それと同時に、10日午前9時の水位も前日から0・4%ポイント上がり、13・4%となった。Sabespの発表では14%が給水制限を行わない目安とされているが、そこに達し、保つことは出来るか。