東西南北

 全国的規模での反ジウマ大統領の話題が大きすぎてその影に隠れてしまった観が否めないが、14~15日に行われた今期のF1開幕戦オーストラリアGPで、伯国勢が好成績を収めた。フェリペ・マッサ(ウイリアムス)は表彰台にあと一歩の4位。そして、このGPがF1デビューとなる22歳の新人フェリペ・ナスリ(ザウバー)が初戦を5位で飾る大健闘を見せた。デビュー戦での成績はあのアイルトン・セナでさえ8位で、ナスリの5位は伯国で歴代31人いるF1レーサーの中で最高記録だ。ナスリはレース後、「最高に幸せだ。僕を支えてくれた家族やスタッフに感謝したい」と語り、感極まって涙をこぼした。
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 このデモの当日の15日にもサッカー聖州選手権は行われた。パルメイラスは異例の午前開催で試合を行ったが、本拠地アリアンツ・パルケには2万6千人と上々の人の入りを記録。試合も1ー0で勝利した。一方、サンパウロは敵地カンピーナスで強敵ポンテ・プレッタと対戦。3日後のリベルタドーレス杯に向け、控え中心で臨んだものの2―1で勝利した。だが、全国でデモが行われた午後の開催だったことで観客動員は4千人とさびしいものになった。
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 デモ開催中、聖市では曇りで雨が少々降る程度だったが、16日午前9時現在のカンタレイラ水系の水位は、前日に9ミリの降水量を記録したことで前日比0・4%ポイント上昇し、15%に達した。南大西洋から高気圧接近で降水量減少も囁かれたが、16日も天気は不安定で、聖市では強い雨でコンゴーニャス空港が一時閉鎖された。