サンミゲルの民謡大会=101歳まで70人が参加

 サンミゲル・パウリスタ日系文化体育協会で先月22日、民謡部による「第21回サンミゲル民謡愛好者大会」が開かれた。参加者の高齢化が進む中、サンパウロ州タウバテやレジストロなど近郊からも参加者が駆けつけた。
 7歳から最高齢は101歳までの約70人が、故郷・日本の情景を思い浮かべながら日頃の練習の成果を競った。各カテゴリーの優勝者は荒田田鶴子、福留・子、西村肇、安永幸江、赤堀タイース、磯田・代、会田郁子、中島幸雄、海藤晶子各氏だった。
 昼食には特製カイピリーニャと、婦人会による手製料理が用意され、愛好家らで親睦を深めた。民謡部の松浦アントニオさんが今月2日、報告に来社し「婦人部の料理は毎年、好評。また民謡を唄ってみたい方、いつでも大歓迎です」と呼びかけた。
 関心のある方は森重さん(11・2581・5630)、小渕さん(同・2297・5402)まで。