東西南北

 サンパウロ市中央部では昨年から、クラコランジアの麻薬常習者を対象にした労働プログラム「ブラッソス・アベルトス」が実施されているが、それがひとつの余波をもたらしている。それは、常習者たちを収容するホテルの設置に対する反対運動が起きていることだ。同地区のアラメーダ・バロン・デ・リメイラには、既に同目的のホテルが存在するが、市がさらに同地に収容先のホテルを増やそうとしていることに住民たちが強い懸念を示している。彼らは地域の安全が乱されることを恐れて市に計画の撤回を求めており、聞き入られない場合は裁判所に訴える構えでいるとか。市の今後の判断やいかに。
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 元サンパウロ州連邦地裁判事のロシャ・マトス被告が13日、サンパウロ州連邦地裁から、マネー・ロンダリングの罪で17年5カ月の実刑判決を受けた。同判事は2003年に連邦警察の「アナコンダ作戦」の主犯者として逮捕され、裁判判決の売買を指揮していたとされ、12年の実刑判決を受けた。2011年からはセミ・アベルトとなっていたが、今回は不正な金銭の授受とスイスの口座での資金洗浄の疑いで有罪判決を受けた。同氏は上告の構えを見せている。
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 きょう15日、サッカーのリベルタドーレス杯で、サンパウロは敵地ウルグアイでダヌービオと対戦する。現在はサンロレンソとグループ・リーグB組突破を争っており、残り2試合での負けが許されない緊迫した状況となっている。まだ、ムリシー監督の後任問題で揺れている同チームだが、決勝トーナメント進出を果たして新監督を迎えたいところだ。