中沢会長「綿作で復興支援を」=アチバイアへ視察旅行、3日

 宮城県人会の中沢宏一会長が『綿とモリンガ視察小旅行』を企画し、3日にサンパウロ州アチバイア市の中沢スポーツ教育センターを訪れる。午前8時に宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)を出発、帰聖は午後5時ごろ。弁当付で参加費は80レアル。
 綿花は東日本大震災で被災した福島県の復興シンボルとして、休耕地を利用し栽培されている。その活動の輪を当地でも広げようと、綿の種が歌手の中平マリコさんから届けられた。
 栄養価が高いと話題の植物モリンガは、二酸化炭素の吸収力も高く、土地保全など環境面にも良いとされる。中沢会長が代表を務める同センターで、現在それらの植物を栽培していることから視察旅行が企画された。
 同会長は、「綿花による支援の輪を広げたい。有識者らと意見交換もできれば。モリンガに関心ある方もぜひ」と呼びかけた。
 問い合わせは宮城県人会(電話=11・3209・3265、メール=miyaguiken@hotmail.com)まで。