ホーム | 日系社会ニュース | 安倍首相と外相が相次ぎ献花=ロスとキューバで記念碑等に=全米日系人博物館で交流も
米兵として従軍した日系人の記念碑を訪問し、日系の退役軍人に声をかける安倍首相=1日、ロサンゼルス(共同)
米兵として従軍した日系人の記念碑を訪問し、日系の退役軍人に声をかける安倍首相=1日、ロサンゼルス(共同)

安倍首相と外相が相次ぎ献花=ロスとキューバで記念碑等に=全米日系人博物館で交流も

 【ロサンゼルス共同】安倍晋三首相は1日夕(日本時間2日午前)、訪問先の米ロサンゼルス市で、第2次大戦時に米兵として従軍した日系人を顕彰する記念碑に献花した。戦後70年の節目を迎え、日米関係の発展に力を尽くしてきた日系人の功績をしのんだ。一方、キューバを訪れた岸田文雄外相はやはり1日(日本時間2日)、日本人移民らを祭った日系人慰霊堂に献花した。

 従軍記念碑献花に先立ち、安倍首相は日米交流関係者との昼食会に出席し、経済政策「アベノミクス」をめぐり、第3の矢である成長戦略の取り組みに意欲を示した。「よく第3の矢が的に届いていないと批判を受けるが、私は大学時代アーチェリー部の一員だった。私の矢は的に必ず当たる」と述べた。
 ロサンゼルスのハリウッド映画にも触れ「国会で野党から厳しい質問を受けた後、気分を変えるために家でいつも(DVDで)見る」と述べ、笑いを誘った。
 記念碑は1999年に建立され、戦時中に「GO FOR BROKE」(当たって砕けろ)をスローガンに従軍した日系二世兵士の氏名が刻まれている。献花後、日系米国人の歴史や文化を伝承し展示する「全米日系人博物館」で、関係者と交流した。
 首相は2日昼(同3日未明)には米国での一連の日程を終え、帰国の途に就く。

キューバ日系人慰霊に献花=岸田外相、観光連携へ視察

 【ハバナ共同】日本の外相として初めてキューバを訪れた岸田文雄外相は1日(日本時間2日)、日本人移民らを祭った日系人慰霊堂に献花した。キューバの有力産業である観光を通じた経済分野での連携強化に向け、世界遺産も視察した。
 慰霊堂で岸田氏は、出迎えた日系人連絡会役員に「苦労された先人に敬意を表します」と述べ、苦難の歴史を歩んだ先人に手を合わせた。キューバには20世紀初めから日本人が移民し、第2次大戦中に日系人が収容されるなどした。
 岸田氏は欧州などから観光客を集める世界遺産「ハバナ歴史地区」や、1614年にキューバを訪れた支倉常長の像も見学した。

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