東西南北

 南米8強を前に既に3チームが脱落と、ブラジル勢の苦戦が続くリベルタドーレス杯だが、準々決勝に進んだインテルナシオナルも20日、コロンビアのボゴタで行われたサンタ・フェとの初戦を終了間際の失点で0対1と落とした。06年と10年に同大会を制し、最近ではブラジルチームの中で一番同大会に相性の良いインテルナシオナル、来週、地元で開催のリターンマッチで逆転なるか。
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 サンパウロ市では少なくとも12のショッピングセンターで、正式な営業許可を受けずに営業しているなどの不正があることがわかった。ショッピングセンターは無許可のままでも暫定的に営業を認めるという裁判所の仮処分を根拠に、営業を続けている。仮処分を更新し続け、ほぼ3年にわたり営業を続けているところショッピングセンターもあるが、最大のつわものは、正式な営業許可を得て08年8月から営業を始めたものの、その後は必要な許可も得ないままで映画館や劇場まで設置したボウルボン・ショッピングセンターかも。
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 サンパウロ市メトロとパウリスタ都電公社(CPTM)の従業員が、20日夜開かれた総会で、26日の夜24時からストライキに入ることを決定した。メトロとCPTMの運行が止まるのは、事実上27日からになる。従業員側は、インフレ率8・24%に加え、9・49%の賃金アップを求めており、会社側の返答は7・21%のアップのみだった。従業員側は昨年6月のストライキの後に解雇された38人の職員の復帰も求めており、次回の組合側の会合はスト前日の26日に予定されている。