東西南北

 1日より、リオ・デ・ジャネイロ州パラチーで、毎年恒例のラ米最大規模の文学の祭典「パラチー国際文学祭(FLIP)」がはじまった。毎年、国外の著名な作家を招聘することでも有名なFLIPだが、今年はイタリアの作家ロベルト・サヴィアーノが直前に参加をキャンセルし、話題となっている。サヴィアーノはイタリアン・マフィアの実録書「ゴモラ」でマフィアに目をつけられ、欧州を転々としていることで知られるが、身の危険を案じての決断となった。また、恒例のブラジル作家へのオメナージェンは、マリオ・デ・アンドラーデ(1893―1945)だ。開催は5日まで。
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 10日ほど前、サンパウロ連邦大学(Unifesp)グアルーリョス・キャンパスに強盗が入り、60万レアル相当の建築資材が盗まれるという事件が起きた。武装集団が盗んだ資材は、大半が建物内部の仕上げ用の品だという。同キャンパスは開校8年でまだ建設が終わっていない。教職員によると、同キャンパスでの強盗事件は今年に入って3回目で、研究室のコンピューターが持ち出されたときもあったという。学内の情報を知るものの犯行か。
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 コッパ・アメリカの準決勝が6月30日にチリで行われ、ブラジルをPKで下したパラグアイはアルゼンチンに1―6の惨敗を喫した。奇しくも、ブラジルが準々決勝で敗退した際、「アルゼンチンに7点取られるよりマシだ」という声がファンの間で上がっていたが、昨年のW杯の悪夢を思わせるスコアではある。決勝はチリ対アルゼンチンで4日に行われる。