名前事情

 いまや日本の子供たちの名前は増え続け、学級に同じ名前がいることが珍しいぐらいになった。神生理(かおり)、流墨愛(るぴあ)などの超個性的な名前たちは「キラキラネーム」と呼ばれ、あまりに個性が強過ぎて、「非常識」「将来に関わる」と社会問題に発展しているほどだ。
 日系人の名前事情はどうかと思い、日系学生に友達の日本名を挙げてもらうと、日本ほど多彩ではないものの割と現代的な名前が多かった。名付ける側の心情はどうかと、19歳の娘を持つ二世の男性に話を聞くと「日本の事情は把握しているから、古過ぎず個性的過ぎずと色々と考えたよ。将来日本で働くかもしれないしね」と教えてくれた。
 当地では従良(ジューリョ)、譲二(ジョージ、ジョルジ)などポ語に漢字をつけたものも多いと聞いた。名は文化だと改めて思った。(桃)

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