サンパウロ日本人学校=愛を届けて40回目=寄付金・物品を日系団体に

出席者全員での記念撮影

出席者全員での記念撮影

 サンパウロ日本人学校(吉田直人校長)が「愛の募金活動」で父兄から集めた寄付金・物品の贈呈式が、2日援協地下ガレージで行われた。今回で40回目となる。
 同活動は同校PTA社会福祉部により行われ、希望の家、こどものその、憩の園、やすらぎホーム、援協の5団体に各510レずつの寄付金と衣類、本、雑貨、食器、靴、タオルなどの物品が贈られた。
 吉田校長は挨拶で「今回で40回目。今後も長く続けたい」と話し、兼平真由子部長は「日系社会の存在で、ブラジルでも日本を感じながら生活できる。些細なことでも出来ることをやっていければ」と日系社会への感謝を示し、各団体に寄付金・物品を手渡した。
 5団体を代表して援協菊地義治会長は「毎年心から感謝している。今年は日伯外交樹立120周年を迎え、両国の絆が深まっているのを感じている」とあいさつした。