120周年記念バレー(?)で顔面強打、出血多量

 先日友人に誘われ日系の若者が中心のバレーボールの練習に参加した。ボールに触るのは高校の部活動のとき以来、実に5年ぶり。運動不足のせいで考えているように身体は動かず、空振りやボールの顔面強打を数回繰り返したが、久々に良い汗をかいた。
 女子の日伯戦は毎回盛り上がり、今年は先日のカンピーナス市での白熱した親善試合や、男子元代表の福澤達哉選手のマリンガ入団も本紙では報じたばかり。
 オーリャ子も青春時代を同競技に捧げた者として、日伯の架け橋となるべく、本気を出して「日本のバレースタイルを伝えよう」とはりきった。その瞬間、すべり込みで顎を強打…。出血多量で無念の途中退場を強いられてしまった。
 「泥臭さ」という〃日本的スポーツの取り組み方〃を伝えられただろうか――。「変な日本人」という印象は勘弁してほしいので、次回こそ本領発揮したい。(桃)