県連日本祭りの裏方の皆さん、お疲れさま!

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これが〃食の外交官〃の笑顔です。日本祭りを支える県人会婦人部

 今年も県連日本祭を裏方から支えた皆さんに、心から「お疲れさまでした。皆さんのおかげで日本文化の存在感は、世界のどの都市よりも大きい。特にもくもくと働く婦人部の皆さんは割烹着を着た〃食の外交官〃であり、若者たちは移民150周年への〃希望の星〃だ」と言いたい▼今20歳の若者が63歳の時に移民150周年だ。彼らを惹きつける投資をしないでコロニアに未来はない。若者が「二度と手伝わない」となるのでなく、「楽しかった。またやりたい」と思えるような日本祭にしてほしい。県費研修生・留学生として日本を知り、日本祭を手伝う若者の中から、きっと150周年祭典委員長が生まれる。日本語学校も人材育成の要だ▼2058年頃、彼らが「若い頃には日本祭という凄いイベントがあった」と昔話にするのか、それとも「俺は20歳の頃からずっと手伝っている。お前たちも一緒にやろう」と子供に言うようになるのか▼JICAはシニアボランティアとして和食専門家を各地の連合会に派遣し、婦人部向けに和食講座をやってほしい。すでに聖南西連合会が申請中と聞くが、県連、ノロエステ、パウリスタ、汎ソロ、パラナ、聖カタリーナ、パラーなどにも派遣しては。特に苺や柿など特産物のある地方はそれを使った料理を開発し、当地の郷土食にしてほしい▼女性の役割は重大だ。家庭だけでなく、日系イベントの食も彼女らの手にかかっている。二、三世にも興味がわくような洋風和食(和風スパゲティ、カレー、シチュー、日本式ケーキ類など)も積極的に広めてほしい。日本と進出企業、コロニアが一体となって和食普及を図ってはどうか。(深)