沖縄祭りでBEGIN公演=ウチナー一色の7、8日

上原会長、照屋実行委員長、木本さん

上原会長、照屋実行委員長、木本さん

 ブラジル沖縄県人会ヴィラ・カロン支部(上原テーリオ会長)が『第13回沖縄祭り』を11月7、8日両日午前11時から、同支部前サッカー場(Praca Haroldo Daltro, 297)で開催する。入場無料。それぞれ午後9時、同8時まで。
 特別ゲストとして沖縄県出身で日本の人気バンド「BEGIN」が公演を行う(時間帯は未定だが両日夕方以降)。例年2万人の来場者を数える同祭を一層盛り上げる。
 過去2度のブラジル公演を通し、当地の伝統音楽「マルシャ」に影響を受けたBEGINは、今年6月アルバム『ビギンのマルシャショーラ』を発売。自身の楽曲をブラジル風にアレンジした作品を収録し、当日は同作からも演奏されることが予想される。
 ほかにも舞台ではレキオス芸能同好会など、総勢600人の太鼓隊が登場。琉球舞踊、バンド演奏等も加わり、絶えず舞台を盛り上げる。また沖縄空手の模擬演技には大迫力の400人が登場する。
 食事も沖縄そばやサータアンダーギー(沖縄風ドーナツ)や山羊汁(ヒージャージル)等の沖縄料理や各種日本食のバザリスタが100店軒を並べる。
 上原会長と照屋武吉実行委員長は「ブラジル中の県人が集まるお祭り。五感で沖縄を味わって下さい」と呼びかけた。
 またブラジル側でのBEGINのコーディネーター・木本マルシオさんは、「メンバーは『ちょうど条約が調印された11月にライブができるのは特別なことだ』と話している」と明かした。
 問い合わせは同支部まで(11・2296・1120)まで。