鳥取県人会が8日に式典=留学50年、センター20年

「県への感謝を伝えたい」と意気込む本橋会長

「県への感謝を伝えたい」と意気込む本橋会長

 ブラジル鳥取県人会(本橋幹久会長)が『県費留学・研修制度50周年並びに、ブラジル鳥取センター設立20周年記念式典』を8日午前10時より、同センター(Rua Dona Cesaria Fagundes, 323, Saude)で挙行する。
 県費留学生と技術研修生制度のOB・OGは98人に上り、またセンターは広く文化事業の場となっている。来社した本橋会長は式典の目的を「母県への感謝をあらわすため」と語る。日本からは林昭男副知事や、斉木正一県議会議長をはじめとしたの慶祝団約30人が訪れる。
 センター20周年に当たっては、増築事業や県人会コーラス部の訪日事業への助成も受けた。式典翌日には12年から継続している「サンパウロ・鳥取友好の森事業」のため、サンパウロ市オルト・フロレスタルで植樹を行う。
 また新事業として「母県若人招聘事業」を発足。元留学生で設立した基金で、母県の若者をブラジルに滞在させようという試み。3月の実施を予定しており、式典でも発表される。
 問い合わせは同県人会(11・2276・6032)まで。