琉球舞踊=国宝、家元ら18人来伯=南麻州、サンパウロ市で二公演

ポスターを持つ斉藤さん

ポスターを持つ斉藤さん

 一般社団法人ステージサポート沖縄(大野順美代表)が外交120周年記念に、沖縄琉球舞踊公演を国内二カ所で開催する。日本文化庁から助成。沖縄から国指定重要無形文化財「琉球舞踊」保持者である玉城流扇寿会家元ら18人の演者を迎える。
 8日午後7時から、南麻州カンポ・グランデのアルキテット・R・G・カミーロ・コンベンションセンター(Av. Waldir dos Santos Pereira, s/n – Parque dos Poderes)で入場料50レアル。15日午後2時からサンパウロ市の文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で100レ(ともに高齢者、学生など半額)。
 また7日午後3時からは、カンポ・グランデ沖縄県人会館でワークショップも行なわれ、沖縄組踊音楽歌三線の人間国宝、西江喜春さんも指導に当たる。
 来社したブラジル琉球舞踊玉城流扇寿会の斉藤悟主宰は、「久しぶりに大人数の演者が来泊する。本物の琉球舞踊を見る貴重なチャンスです」と来場を呼び掛けた。
 チケットは沖縄県人会、文協などで取り扱っている。詳細は同県人会館(11・3106・8823)、または文協(11・3208・1755)まで。