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隠れキリシタンを描=中島宏さんが小説出版

著書を手にする中島さん

著書を手にする中島さん

 聖市在住の中島宏さんが小説『クリストレイ―約束の地―』(上・下)をこの度発表した。それぞれ423、420頁。
 2011年に発行の『ブーゲンビリア』(文藝春秋企画出版部)に続く、自身2作目となる本作は、物語の中心をノロエステ線プロミッソンのコロニア最古の教会、クリストレイに据える。
 全10章構成となる同作は900ページに迫る長編作であるが、「一カ月に一章のペースで」という驚きのスピードで書きあげた。
 中島さんは「変わった教会があると聞いて足を運び、本当に不思議な感覚を覚えたことが作品のきっかけ。移民という広い世界を見る一つの入り口として読んでもらいたい」と語っている。
 また中島さんが主宰する意見交流会「西風会」の機関紙『西風』第2号も同時に発表。「戦後七十年―戦中日系画家」(田中慎二)、「たかが県人会、されど県人会」(日比野健一)等が掲載され、「自由討論」には宮尾進、武田真一、古杉征己らが参加した(敬称略)。
 小説は日系書店で購入することができる。問い合わせは中島さんまで(11・3106・2009)まで。

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