援協・地区委員総会=会員2千人減少、1万切る=年会費は100レ据え置き

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)の第38回地区組織委員総会が21日、援協本部5階の神内ホールで開かれ、サンパウロ市内や郊外、サンパウロ州各地などから71人が出席した。
 2015年度活動報告によれば、10月現在の会員数は計9510。この1年間で1874人の退会者があり、特に2月は470人もの退会があった。逆に新規加入者はわずか91人に留まった。年会費については、来年も今年と同じ100レアルを維持する。
 優秀委員の発表では、会費集金で前田徳英委員の87人がトップ、梅津洋香委員の61人、小阪順子委員の57人が続いた。
 また昨年12月から大塚茂樹さん(モジ)、1月から薬師寺博通さん(アチバイア)の2人が新たに地区委員に就任した。退任したのは今村義文さん(モジ)、田中所司さん(アチバイア)、太田信雄さん(サント・アンドレー)、市川哲夫さん(バウルー)、佐藤好良隆さん(カンブシ)の5人。また今年1?9月にかけて3人が逝去したことも報告された。