ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 9日にサンパウロ市東部に降った大雨の影響で男性2人の死亡が確認された。1人はサンミゲル・パウリスタでのラペナ川の氾濫で、もう1人はイタイン・パウリスタで冠水の水に流された事故だった。これで昨年12月以降、9人が大雨の影響で死亡したことになる。なお、アリカンドゥーヴァ川の氾濫で流されて行方不明となったルーカス・アリソン・ナカモトさん(15)の捜索は、現在も続いている。予報だと、強い雨は今週いっぱい続くと見られている。雨が続くこと自体は水不足の解消のために歓迎すべきことだが、死者を増やさないためにも市の対策が望まれるところだ。
     ◎
 バスとサンパウロ市地下鉄・CPTMの価格が3・80レアルにされた後、サンパウロ市内の駅やバス内では、おつり用の硬貨不足で困っている。それは10センターボや5センターボの数が少ないためで、利用客が4レアル払った際に20センターボを払うのに苦労しているという。場所によっては、20センターボのおつりの代わりに25センターボ硬貨を払う料金係もいるというが、値上げの際にそのあたりの状況は考慮されなかったのか。
     ◎
 ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が16年の給与調整をせず、15年と同額を受け取ることが明らかとなった。その月額は2万1631・05レアルで、マルシオ・フランサ副知事、州の諸々の局長、州議員の給料も同様に据え置かれることとなる。いずれの家も家計が苦しい中、州財政を助けるために増税を行う州も増えているが、公職の高給層が給与調整をしないと聞いて一安心といったところか。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • サンパウロ州知事選決選投票=ドリアとフランサ互角に=現状で52%対48%2018年10月19日 サンパウロ州知事選決選投票=ドリアとフランサ互角に=現状で52%対48%  17日、サンパウロ州知事選に関するイボッピ(ブラジル世論調査・統計機関)の世論調査が発表され、前サンパウロ市市長のジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)と現知事のマルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・PSB)がほぼ互角になっていることがわかった。18日付現地紙が報じている […]
  • 《サンパウロ州知事選》ドリアはボルソナロに熱上げるも=PSDB内の空気微妙に=「裏切り者」の声強まる=フランサは二極化終結を希望2018年10月17日 《サンパウロ州知事選》ドリアはボルソナロに熱上げるも=PSDB内の空気微妙に=「裏切り者」の声強まる=フランサは二極化終結を希望  サンパウロ州知事選候補のジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)が、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)への支持表明でアピールしようとしているが、これに関してPSDB内部での反発が強まっていると16日付フォーリャ紙などが報じている。  ドリア氏はサンパウ […]
  • 東西南北2018年10月16日 東西南北  民主社会党(PSDB)の重鎮、カルドーゾ元大統領は、14日付のフォーリャ紙の取材で、ジャイール・ボルソナロ氏に関して、「私の嫌いな要素が全部詰まっているような男だ」として、大統領選決選投票での支持を全面否定した。カルドーゾ氏は軍政時代に国外逃亡を経験するなど、「民主政治のため […]
  • 「樹海」拡大版=ボルソナロという虚像=デジタル空間に移った選挙活動の主戦場2018年10月16日 「樹海」拡大版=ボルソナロという虚像=デジタル空間に移った選挙活動の主戦場  今選挙の特徴の一つは、前回までは道端にあふれていた候補者のサンチーニョ(ビラ)を配ったり、候補者の応援旗を振ったりする人がほぼいなかった点だ。にも関わらず、「ボルソナロ効果」が起きて、政治地図が大激変した。これが意味するのは、「宣伝活動の主戦場が道端という実際の空間か […]
  • なぜシロは健闘し、アウキミンは惨敗したのか2018年10月12日 なぜシロは健闘し、アウキミンは惨敗したのか  大統領選はジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)とフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)という、世界中が「危険」と目する極右候補と、汚職で凋落したかつての長期政権の再挑戦という対決になっていることは本紙でも何度も報じていることだ。だが、今回ここではあえて、こ […]