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研修開始を前に記念撮影
研修開始を前に記念撮影

志高く6カ国18人集い=汎米日本語教師研修会

 ブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)が主催する「汎米日本語教師合同研修会」が18日から開始された。今年は伯国、亜国、ペルー、ボリビア、パラグアイ、チリの6カ国から18人の教師が集まり、2週間の濃密な研修を行っている。初日には来賓が集まる中、開校式が催された。
 板垣理事長は「デカセギ帰りである、二世以降の多くの人達が日本文化に親しんでおり、教育界にも貢献していることは頼もしい」とし、「言葉を通して日本文化を学ばせ、ブラジル社会で活躍する人材を育てて欲しい」と期待を話した。
 また来賓のJICAブラジル・那須隆一所長は自身が多数の中南米国に赴任した経験から、「日本の価値観に対する評価を実感している」と伝え教師らを激励。在聖総領事館の佐藤卓央領事と国際交流基金日本語上級専門家の福島青史さんもエールを送った。
 教師達それぞれも、緊張と期待に満ちた表情を浮かべつつ自己紹介。ペルー・タクナの国立大学語学センターで教鞭をとる野国としろうさん(三世)は、「教えているのは主にオタク文化好きのペルー人。その影響もあってか、使う日本語が子どもっぽくなりがち。正しい日本語を教えることに面白みを感じている」とやりがいを語った。
 またロベルト・ノリオ学園の松並アンナさん(二世)は、日系人という外見から幼少期にいじめを受けた経験があったが、「デカセギを経験し、日本文化が大好きなったことから帰国後この仕事に就く事になった」と話した。
 その他、チリ・日智文化連盟や亜国・ブエノスアイレス日亜学院からは日本人教師の参加がある等、職に就くまでの背景は様々だ。教師らは23日まで文法や音声、語彙などの指導法を講師陣から学び、最終的な総括として模擬事業(22日)を行なことになっている。

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