東西南北

 19日付フォーリャ紙によると、エドゥアルド・クーニャ下院議長は最高裁に対し、ラヴァ・ジャット作戦での自身に対する捜査のひとつの差し止めを要求した。同氏の弁護士はその要請書で、下院議長職は「非常時に大統領の職務を、副大統領の次に代行する可能性がある役職」だから、大統領同様に尊重される必要があるとし、大統領が任期時に起こった不審時についての責任を問われないという、憲法第86条第4項を下院議長にも適用すべきだとしている。もっとも、非常時にクーニャ氏が大統領の代行をしてほしいと国民が思うかどうかは疑問だが。同議長の2月以降の運命やいかに。
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 17日、サンパウロ市南部イビラプエラ公園で行われたダンス・イベント「ロレジーニョ・ド・ベイジョ」で、16歳と18歳の女性が強姦にあった。前者は17時40分頃、公園で見知っていた年上の男性からウォッカやウイスキーを勧められた後、同公園の第3門付近まで連れて行かれて強姦された。また後者は19時頃、酒と薬物に酔って会場で出会った男性と第6門付近で性行為をしていた際に現れた別の男性6人に1時間半に亘って輪姦された。犯人たちはまだ捕まっていない。
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 サンパウロ市地下鉄は18日、モノレール17号線の工事を担当していたアンドラーデ・グチエレス社とCRアルメイダ社との契約を解除したことを発表した。この線はコンゴーニャス空港とモルンビ・スタジアムを結ぶためのもので、14年のW杯に間に合わせるべく計画されていた。サンパウロ市南部には同線の支柱が多数立っているが、どうなるのか。