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 リベルダーデ歩こう友の会が企画した24日の日帰りピクニックだが、用意したバス一台が満員になったという。目的地はサンパウロ市郊外イトゥーにある前田パーク。最近では毎週末4千人が訪れるという人気の一大レジャー施設らしい。トレンジーニョや日本庭園、プールなどがあり家族、友人など誰と訪れても楽しめそうだ。満席になったくらいだから、年内にもう一度企画してみては?
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 俳誌『蜂鳥』328号が刊行された。今年3月には「創刊30周年」を迎える節目の年となる。「蜂鳥集(久子選)」から以下選抜。普段から天の川がくっきり見えるコロニア・ピニャールだけに「もう帰る頃と出て見る蛍の夜」(大橋松代)も息の呑むような素晴らしい光景に違いない。「宮様を迎へる麻州雨季に入る」(笹谷蘭峯)も灼熱の南麻州ドイス・イルモンイス在住者らしく、爽やかな恵みの雨の到来と皇室来伯を掛けているようだ。「青葉風仲良し組の朝げいこ」(田中菊代)は、春先の青葉の中でゲートボールを早朝練習する仲良しの楽しげな様子か。一転、「テロ達よ我等に静かな年越を」(菊地芙佐枝)も当世ならでは。