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真剣に議論する総会の様子
真剣に議論する総会の様子

聖南西総会=供出金倍で達成期日が半分に?!=300万レ基金計画加速提案

 聖南西文化体育連盟(UCES、山村敏明会長、25団体)は1月23日、ピエダーデ文化体育協会会館で16年度定期総会を開催し、各文協の代表者49人(15団体)が出席した。役員改選では、7期8年目となる山村会長の続投が決定した。「長居するものではない。300万プロジェクトをやり遂げるようあと2年間がんばる」との抱負を語った。
 2015年会計報告では支出は3万7476万レアル、収入は2万8930レアルで、差額8546レは繰越金から補填された。2016年予算は支出5万2911レアル、収入5万9604レアル。収入のうち2万2025レアルが、資産家の天野鉄人氏からの寄付などが占める。
 今年の役員会等の行事予定は、第1回役員会3月26日(レジストロ)、第2回は6月25日(イビウナ)、第3回は9月17日(サンミゲル・アルカンジョ)、政治家懇親会を10月14日(カッポン・ボニート)、第4回は12月3日(ピニャール)。
 赤字続きの連盟の財政再建策として『300万レ基金プロジェクト』が、天野氏から前回の会議で提案されていた。山村会長もその完遂を目標に掲げ、各文協の供出金を倍額にして、目標達成に要する期間を10年から5年へと短縮させる提案を行った。
 今提案では、各文協がこの3年間かけて集めた供出金と同じ金額を、年末までに再度集める必要がある。ただし、それが集まれば、200万レアル以上の預金者のみが利用できる高金利口座(年利12%、インフレ連動金利型)を使用し、5年で目標の300万レアルを達成できるという。
 出席者からは「前回の供出金だけでも工面するのに苦労している状態。更なる供出は厳しい」という声や、「10年計画では、金利収入を得る前に会員が高齢化して居なくなってしまう。人が居なくなってお金だけが残ってしまうようでは本末転倒なので、計画の短縮は必要かもしれない」との意見が聞かれた。
 同提案に対する決議は、3月の定期役員会で行われる。

■『300万レアル基金プロジェクト』とは■

 年間7~8千レの運営赤字を抱える同連盟の財政を健全化させるために、天野氏が提案したもの。各文協はその規模に応じて資金を供出し、その同額を天野氏が寄付することで、昨年に100万レの基金が創設された。今後は高額預金者向け高金利口座を活用し、基金を300万レにまで増やす提案だ。そうすれば毎年約30万レの金利収入が見込まれ、半永久的に安定した運営費を拠出することが出来る。

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