「お気軽に申し込みを」=全伯囲碁大会、4月に

来社した村井理事長、小池理事

来社した村井理事長、小池理事

 ブラジル日本棋院(村井修理事長)が主催する『第6回ブラジル杯囲碁大会』が4月16、17日、同会館(Rua Dr. Fabricio Vampre, 116, Ana Rosa)にて行われる。両日午後1時開館、同7時まで。参加費は80レ(24歳以下及び女性は半額)。
 毎年、州を越えて70人ほどの選手が出場。日本棋院のアマチュア段位とインターネット対戦囲碁「KGS」のクラスを基準に4つクラスに分かれて対戦する。
 最もレベルの高い「ブラジル選手権杯」は6段(KGSの3段)以上が出場基準。置石無しのオール互選スイス方式。以下の部門は置石有りの総当り対局で行われる。優勝者には出場部門に応じた賞金も贈呈される。
 来社した村井理事長、小池庸夫理事は「レベル別の大会なので気軽に楽しんでいただきたい。当日の受付も可能です」と広く参加を呼びかけた。
 問い合わせは同院(11・5571・2847)まで。

□関連コラム□大耳小耳

 ブラジル杯囲碁大会の出場者について、村井修理事長らに尋ねたところ、日系、非日系、そして中国、韓国系がおよそ3分の1ずついるそう。若い層もいて国際色豊かに盛り上がるそうだが、数で言えばここ数年は横ばいだとか。世界的な囲碁ブームを引き起こした囲碁漫画「ヒカルの碁」の連載終了から、10年以上が経過。後進の漫画はないかと探してみた。少女漫画で連載された美少女、美少年たちが登場する「星空のカラス」、江戸時代初期の実在の棋士・渋川春海の生涯を描く「天地明察」など結構あるよう。いずれもポ語訳は未出版、新たな火付け役となるだろうか。