草の根協力=屋根付き体育館に7万ドル=マナウスの児童支援団体へ

 日本による草の根無償資金協力に関し、在マナウス日本国総領事(山﨑和夫総領事)は10日、アマゾナス州マナウス市で「コロニア・テーラ・ノーヴァ地区運動場整備計画」への署名式を行なった。
 命と希望コミュニティ運動の会(MCVE)に対し限度額7万3565米ドルを供与。MCVEが世話をする子どもたちの歌唱と少女の童話朗読で開会し、MCVEのマルシア・シルヴァ・ジアス会長と山﨑総領事との間で贈与契約書への署名が交わされた。
 式にはジョゼ・リカルド・ウェンドリング州議会議員ら、州政府関係者も出席。挨拶に立った同総領事は、「この地区の子どもたちが然るべく野外活動できるため、屋根付きの運動場を整備のために贈与する。MCVEは全職員が一丸となり子どもが有する能力と可能性を最大限に伸ばすために、献身的にかつ堅実に活動している実績が評価できたため支援することになった」と説明し、供与決定を喜んだ。