「持続可能」テーマに=16日、第2回農業講演会

来社した宮城県人会の中沢宏一会長、長井さん

来社した宮城県人会の中沢宏一会長、長井さん

 「持続的な農業の発展」をテーマにした『農業セミナー』が16日午前8時半より、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。宮城県人会主催で、農業技師の長井邦夫さん(76、三世)が協力。
 元サンパウロ州森林院総裁の山添源二氏ら3人の専門家が肥料、農業経営、森林再生をテーマに講演を行う。2015年11月に続き2回目。全てポ語。
 長井さんは「特に小、中農家が減っているが、やり方を変えれば大きな儲けも出せる」と力説し、「農薬や化学肥料で土壌を破壊する農業では駄目。土中の微生物の力を利用して、年数が経つほど土の質が良くなる方法を知ってほしい」と呼びかけた。
 問い合わせは宮城県人会(11・3209・3265)まで。