原田清さん75歳盛大に祝う=300人参加、著書増版も祝賀

祝賀会で家族とともに

祝賀会で家族とともに

 ブラジル日本文化福祉協会の評議員会会長で有名な弁護士、原田清さん(二世)が7日夜、サンパウロ市イタイン・ビビ区の高級イベント会場として知られる「カーザ・ファザーノ」で75歳を祝う誕生日パーティーを豪華に開催した。

左から野村市議、原田さん、右が高木ラウル本紙社長

左から野村市議、原田さん、右が高木ラウル本紙社長

 家族・友人のほか、シジネイ・サンシェス元最高裁判事、連邦高等裁判所の上田雅三判事、中前隆博在聖総領事、野村アウレリオサンパウロ市議、呉屋春美文協会長ら錚々たる来賓が訪れた。
 サンパウロ州以外にもリオやバイーア、トカンチンス各州ほか、伊ローマの法学仲間も駆けつけ、約300人が75歳の誕生日を祝った。
 パラナ州マリンガ生まれの原田さんは、1967年にサンパウロ大学法学部を卒業。サンパウロ市検察官、民事執行部長、94年まで市の法律相談所の検察所長を務めた。国内大学で租税法・財政法の教授を長年務め、現在は執筆や講演活動に励む。
 同日には、95年に出版した著書『ジレイト・フィナンセイロ・エ・トリブタリオ(金融法と租税法)』の重版25刷も祝われた。