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東西南北

 サンパウロ交通技術公社は20日、サンパウロ市東部サンミゲルのマレシャル・チト大通りで、昨年の10月29日から11月9日に摘発された、1万7094人分のスピード違反を取り消すと発表した。これは、同大通りに設置されている探知レーダーがこの時期に故障していたことが判明したためだ。この数は、サンパウロ市内で850以上ある探知機が1日で摘発するスピード違反の数の実に65%にあたっていた。サンパウロ市では、この上半期の交通事故死が昨年同期比で21%減るなど、ハダジ市政の交通政策が功を奏したと見られる部分もあるにはあるが、こうした失態で足を引っ張られやすいのも同市政らしいか。
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 昨日付でも報じた、サンパウロ市市長選のPSDBの候補ジョアン・ドリア氏の副候補が20日、元サンパウロ州知事のマリオ・コーヴァス氏の孫であるブルーノ氏に正式に決まった。ドリア氏は、ハダジ政権が力を入れて作って来たバス道の民営化を行う意向も表明している。ドリア氏は、交通速度の制限を下げてその違反金を市の財産にしているとしてハダジ市政を批判し、「市の取り分をゼロにしてしまえば、交通に関して増税する必要もなくなる」と説いている。市民の反応やいかに。
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 19日夜、奇しくも先述したサンパウロ市東部マレシャル・チト大通りで、ダンス講師をつとめていたロネイ・アレム・ロペス・ダ・シウヴァさん(25)が、バイクに乗った犯人から銃弾6発を浴びて死亡する事件が起きた。ロネイさんはイタイン・パウリスタの病院で6時間に及ぶ手術を受けたが、息絶えた。犯人は依然、逃走中だ。