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 非日系人の来場客が過半数を超え、『サンパウロの祭り』と認識され始めた県連日本祭り。県連代表者会議では、宮城県人会の中沢宏一会長から「NHKニュースで『あるブラジルの日系団体が主催した』と報道された。非常に残念」と悲しむ発言があった。本橋元会長からは「日本では自民党の支部を『県連』とする呼称があり、混合を避けるために使用が難しいと聞いた」と説明があった。「ブラジルの県連」はサンパウロを代表する祭りの一つを主催する団体として知名度も上がりつつあるが、日本では…。
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 宮城県人会がリオ五輪に合わせ、リベルダーデ区の同会館(Rua Fagundes, 152)を開放することになった。まずは4日午後10時、サッカー男子初戦ナイジェリア戦で観戦会を行なう。日本代表にとっては大事な、大事な初戦。次のコロンビア戦、スウェーデン戦など強豪相手との試合を考えれば、ここでなんとか勝ち点をあげたいところ。その後もメダルを獲りそうな競技や、ブラジル代表の日系人へ声援を送れるよう調整中で、本紙でも後日詳報する。基本的に常時開放しており、誰でも歓迎とのこと。開幕も目前、皆で応援に出かけませんか?