リスボンで日本週間開催=日葡伯、3カ国協力に期待

(左から)ネルソン理事長、丸橋参事官、平崎会長、日野事務長、佐野参事官

(左から)ネルソン理事長、丸橋参事官、平崎会長、日野事務長、佐野参事官

 ポルトガル・リスボンとサンパウロ市に拠点を持つ文化国際センター(CIC、ネルソン・ファリア・デ・オリベイラ理事長)が、国際交流集会『日本と西洋の世界』を6月24~28日に開催した。ポ国の主要都市を巡り、ビジネス機会発見や交流促進に繋げることが目的。
 第2回目の開催となる今回は、かつて在聖首席席領事を務め、当地でも顔馴染みある丸橋次郎参さん(在モザンビーク日本国大使館事官)や、佐野浩明さん(在ポ大使館参事官)が駆けつけ、後援のワンワン会から平崎靖之会長、日野寛幸事務長が参加した。
 日葡2カ国の間には、8つの姉妹都市協定があり、現地にはポ日友好協会など交流の橋渡しを行う団体や日本人会もある。また、リスボンでは大使館主催で約1万人規模の日本祭りが開催されているという。
 集会を終えて平崎会長は、「日葡伯の3カ国での交流の可能性を感じた」という。「リスボン日本祭りは協賛が少ない。豊富な経験を持つ各県人会が協力し、日本理解を一緒に深めてゆける方策もあるのでは」と見ており、今後の3カ国での協力発展に意気込みを見せている。