リオで邦人被害相次ぐ=強盗や窃盗、けがはなし

 【リオ共同】五輪開催地リオデジャネイロで1~7日、日本人が被害に遭う強盗や窃盗事件が新たに少なくとも3件確認された。在リオ日本総領事館が7日、明らかにした。総領事館は所持品から目を離さず、強盗に遭った場合は抵抗しないよう呼び掛けている。
 6日午後10時ごろ、バレーボール観戦のため中心部のマラカナン地区を訪れていた男女が路上で短銃を持った2人組に脅され、スマートフォンや財布などを奪われた。けがはなかった。
 同日午後10時半から7日午前0時半ごろには、南部イパネマ地区のレストランで食事をしていた日本人グループの1人が床に置いていたかばんを盗まれた。中にはパスポートやスマホ、カメラなどが入っていたという。
 観光名所の丘、ポン・ジ・アスーカルでは1日午後1時ごろ、男性旅行者が頂上に向かうゴンドラに乗った際、かばんの中からスマホなどがなくなった。すりに遭ったとみられる。