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第1回インダイアツーバ祭り=映画『Tomie』上映も

佐藤さん、茂庭さん、右端が山手さん

佐藤さん、茂庭さん、右端が山手さん

 インダイアツーバ日伯文化体育協会(山手ヨシヒロ・ジョアン会長)は今年から二つの年中行事を合体させて「インダイアツーバ祭り」として10月7、8、9日に盛大に開催することを決め、予告のために来社した。 祭りの中では、山崎千津馨監督が大竹富江さんを生前に撮影・編集したドキュメンタリー映画『Tomie』の上映会を予定する。
 その他、国際交流基金サンパウロ事務所から「日本の世界遺産写真パネル」を借りて展示するほか、若者に人気のコスプレ、盆栽や陶芸品の展示販売、バザリスタの出店、日本食など6レストランの出店、伊藤カレンのショーなど盛りだくさんの内容になっている。
 同文協の評議員会長の茂庭光男さんは「昨年は不況の影響もあって人出がイマイチだった。勢いを取り戻すために合体させ、今年は企画を佐藤孝男(TASAイベントス社)に頼んだ」と説明する。佐藤さんも「全伯で知られるような日本文化イベントにする」と意気込む。
 同協会の会員は約250家族。来年創立70周年を迎える伝統ある団体だ。トヨタ自動車の工場があることから駐在員も多く、60周年時の同文協による調査では、同市全体では500家族もの日本人・日系人が住んでいる。
 従来、同文協は3月の野球部支援イベント、8月の日本語学校支援の寿司祭り、10月のニッポフェスチの三つが年中行事。後者二つを今年から一緒にし、合同第1回となる。
 同協会は市役所と良好な関係を築いており、同協会の日本語学校では公立学校が併設されてそこの生徒も学び、野球が公立学校の授業に取り入れられて1500人が練習するなど、変わった取り組みをしていることで有名だ。開催場所(Pavilhão da Víber – Rua Alm. Tamandaré, 675 – Cidade Nova – Indaiatuba)。入場料は3~6レアル。

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