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文協=日伯文化の比較書を出版=両国の親善関係強化を目指し

大原毅元評議員長(左)と原田評議員長

大原毅元評議員長(左)と原田評議員長

 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は昨年の外交120周年を記念し、ポ語書籍「インテルカンビオ・クルトゥラル・ブラジル・ジャポン」を刊行した。
 同書は原田清評議員長を主導に共編。両国間の親善関係強化を目的として上梓された。学術、スポーツ、料理、礼儀、商工業、厚生など31章に渡る幅広いテーマについて、日伯双方を比較しながら両国の文化紹介がなされた。
 最終第32章では、いかに日本文化がブラジル社会に浸透しているかが描かれている。数々の五輪メダリストを輩出している柔道や非日系の女性が圧倒的に活躍する相撲など、いわば『共通項』として、盛んに行われていると紹介した。
 日系非日系から57人の寄稿が集められた同書。編集委員長を務めた原田さんは、「両国間の経済発展にせよ、相互理解に基づく友好関係が基盤になる」と語り、「日伯両国の文化を扱った書籍は交流事業に有用。ブラジルの中央文協だからこそ成し得た事業」と刊行を喜んだ。
 出版記念カクテルが来月17日午後7時から、文協ビル9階の移民史料館(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で行なわれる。参加費は80レアルで書籍付き。以降は文協事務所にて、1冊120レアルで取り扱う。コロニア向けだけでなく、ブラジル社会への発信のため、別途、出版記念式典も検討している。

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 文協から刊行された書籍「インテルカンビオ・クルトゥラル・ブラジル・ジャポン」は、両国の文化交流のためといった位置づけから、寄稿者もかなり厳選されたという。ミシェル・テメル大統領からの感想が寄せられたほか、権威あるブラジルの司法行政関係者や、中前隆博在聖総領事、野村アウレリオサンパウロ市議など57人の寄稿で構成されている。全カラーで756ページという非常に充実したもの。名より実、量より質とは言うが現物が楽しみ。出版会は来月17日に。