10周年記念し押し花展=作品数は300、大型屏風も

来社した巽会長

来社した巽会長

 押し花教室『押し花アート』(巽ミリアン代表)が11日から20日まで午前10時~午後7時、『第10回押し花アート展覧会』をレバノン聖母協会(Rua Tamandare, 335)で開催する。入場無料。
 日本を代表する押花作家・杉野宣雄氏から教室名を引継ぎ、ブラジルで指導を始めて10年。共同制作した大型屏風7点や、60人の生徒が自由な発想で技巧の限りを尽くして完成させた作品群300点を展示する。10年の集大成となる展覧会だ。
 大型屏風は縦2メートル、横幅6メートルという圧巻の作品。移民百周年を記念した笠戸丸移民、五輪に向けて制作したリオ市街の風景を題材とした作品も。その他、額作品、飾り物、アクセサリー、小物、しおりなど多岐に及び、10レアルから手頃な価格で即売も行われる。
 全日午後2時からはワークショップが行われ、自分で作った作品を記念として持ち帰ることもできる。巽代表は「今年のテーマは自由。色々な発想や表現技法を駆使した作品が出来上がった。力を合わせて作った共同作品を楽しんで」と呼びかけている。
 ワークショップ参加費は15レアル。問合せは同会(11・3207・0811)まで。