吟剣詩舞道大会13日に=祥こう流が61の演目を

(左から)マルセーロさん、森下さん、池本さん、藤森さん

(左から)マルセーロさん、森下さん、池本さん、藤森さん

 ブラジル祥こう(水偏に工)流吟剣詩舞道本部(森下祥星理事長)が13日午前10時から、『第31回祥こう流吟剣詩舞道大会』を大阪なにわ会館(Rua Domingo de Morais, 1581, Vila Mariana)で行なう。入場無料。
 祥こう流は66年、明治期に創始された神刀流剣武術を源流に創始。日本の宗家松永悠楓氏が84年に来伯し、その翌年にはブラジル支部が設立された。
 祥秀会など四つの教場と祥こう流吟部が、空手舞、剣詩舞、詩吟など計61の演目を披露する。毎年、200人近くが観賞に訪れるといい、女性は扇を持って踊り吟じ、若いブラジル人衆は真剣を手に力強く舞う。
 案内に来社した森下理事長、マルセロ楓さん、池本祥展さん、藤森美代子さんは、「歴史に残る名場面に残された和歌など、その時代を生きた人の心を詠います。その情景を思い浮かべ、昔の人の立派な志を感じてもらえれば」と参加を呼びかけている。
 問い合わせは森下理事長(11・5579・8943)まで。